ローソンではApple Payは使わない方がよい
昨年(2018)の11月よりローソンの会計時にiphoneをリーダーにかざすだけで支払いとポイント付与が可能になる新サービスが始まった。
今この話はタイムリーではないが、そもそもそんなに広まっていないようだし、広まった時にも知っておいて損はないと思うので書いてみようと思う。
今までローソンでは支払い時に
1、ポンタカードを出す ※ポイント付与
2、任意の支払いをする ※現金もしくは電子マネー、クレジット
だったのが、iphoneであれば支払い時に
1、Apple Payで! ※ポイント付与、支払完了
となる仕組みだ。
ポイントカードなどもモバイル対応が進んでいるが、モバイルポンタを表示して支払いをsuicaやIDなどの電子マネーに切り替えるなどの手間もかからなくなるということでサービススタート時にはツイッターでもそこそこ拡散されていた。
私もすぐに取り入れてみた。
しかし、すぐにこのサービスは使わなくなった。
使わなくなった理由は2つある。
一つはたいした理由ではない。
1)店員さんがApple Payという言葉になれず、レジがスムーズにいかない。
私はほとんど同じコンビニを利用する。
ローソン、ファミマ、セブン、ミニストップでほとんど同じ店で買い物をする。
なので、だいたい何を買うのかどの支払方法で支払うのか恥ずかしいが把握されている。
なのに、他の支払い方法ならスムーズなのに「Apple Pay」というと手が止まる。
支払い時に(d払い時)
店員:ポイントカードはお持ちですか?
私:はい ※d払いアプリのカード表示
店員:〇〇円になります。
私:d払いで ※d払いの画面に切り替え
支払い時に(Apple Pay)
店員:ポイントカードはお持ちですか?
私:Apple Payで
店員:?
私:Apple Payでの支払い処理をお願いします。
店員:あぁ、失礼しました。
ローソンで働いたことはないのでイメージでしか言えないが、レジではお客さんにポイントカードの有無を確認することがあるのだと思う。だから確認しているのに別のフレーズが出ると手が止まるのだろう。伝える方も意外とアップルペイでってなかなか言いにくい。
街の小売店なんかは特に『ポイントカード』の発行でお客さんを囲い込もうとしている。
ポンタ、dポイント、Tポイント、楽天ポイント、nanacoポイント、ワオン…
提示で付与されるカードの処理はどのお店でも早い。
手間を省いたのに、受けてもユーザーも追いついていない感じがする。これが一つ目。まぁ、特に大したことはない。
二つ目が大きい。とても重要!
2)ローソンでは商品にボーナスポイントなるものがついていることをご存じだろうか。
ペットボトルの飲み物などに「+20」とか書いてあるあれだ。
これはその商品を買うことで支払い時に100円1ポイントとは別に付与されれるポイントのことでこれがポイ活者としては地味にでかい。
私はコンビニではあまり大量に買い物をしない。
もちろん、ポイントサイトで得たポイントをローソンで使用するポン活ではお得に利用できることがあるが、私はマイルに移行できない期間限定ポイントなどを消費するためによくコンビニを利用する。
その際に、ボーナスポイントをもらえれば期間限定ポイントを使用しながら通常ポイントを増やしていける(交換している?)ので、これまた地味に助かっている。
ただ、このボーナスポイントはApple Payで支払った際には付与されないのです!
iphoneを使った支払でも、レジでiD払いやクイックペイ、モバイルsuicaの場合であれば付与されるんです。
あの、かざすだけでポイントと支払いが付与されるという『Apple Payで』という伝え方の支払い時にはつかないのです。
かざして支払いでは最大4倍とかうたってますが、普通にボーナスポイント付与してもらった方が多くのポイントが貰えます。
また、そもそもとして、ポイントカードもモバイル対応済みでスマホがあれば手間の簡略化もそんなに違いはありません。
※d払いなどは一つのアプリ内でポイントカードと支払いが完了します。
楽天、dポイントの期間限定ポイント消化に最適なローソンではApple Pay払いによるメリットが私にはありませんでした。
それぞれに使い方もあるとは思いますが使い勝手、ポイント的には旧来の仕組みが優れていると思いました。
でも、〇〇ペイの支払い手段は多すぎると思いますね。
ぶっちゃけ、suicaだけでいいと思うんですよね。