網戸の張り替えは入居者(借主)負担なのか。
網戸の張り替えは貸主、借主どちらの負担か…、そこそこ気になる事例ですね。
ヤフーの知恵袋にて『網戸の張り替えは貸主、借主どちらが負担すべきですか?』とのお悩みがいくつか掲載されていました。
網戸は経年なのか、消耗品なのか
網戸の損傷は経年劣化と捉えられるのか、消耗品ととられるのか
貸主負担になるのか、借主負担になるのかの分かれ目がココではないかと思います。
例えば、室内の壁紙(クロス)などと同じ扱いなのか、電球などの消耗品と同じ扱いなのかということです。
電球なんかは入居中に切れたからといって、オーナーがいちいち負担して交換するものではありません。
契約書にも多くは、「畳・襖・クロス」に関することは書かれていますが、網戸は特別な記載がないんじゃないかな。
で、網戸がどれにあたるのかということ。
基本的には網戸は経年扱いです。
ただし!
処理の仕方としては半々だということも事実です。
賃貸には地域の慣習が大きく反映されます。
ネットで確認してみると、東京では消耗品扱いです。
※東京ルールというやつらしいです。ただし、退去時には貸主負担。
通常は、現入居者が退去後にお部屋を整えて募集をかけます。その際に、修繕を行うのですが、この時には当たり前ですがオーナーの負担なのです。
入居中に入居者の故意過失で網戸が破れることなど、そうそうありません。
たまたま、今までは古くなってもなんとか持ちこたえていた網戸が、今回の入居者がいる時に破れてしまうということはあるのです。
それを入居者が負担するのかといえばNOだと思うのですが、それぞれの地域によっては「消耗品なので交換してね(ゝω・)vキャピ」となるわけです。
網戸の張り替えは業者にお願いすると、3,000円〜4,000円位します。※1枚〜窓単位
そんな場合は、自分でやってみることをおすすめします。
慣れればスマホの保護シート張りのようにプロフェッショナルな腕前になりますよ(*´∀`*)
材料代のみですし、最近は100円ショップにもゴムとかヘラとかのセットもあるようです。
結論
網戸は入居希望時の内覧のチェック項目に入れておきましょう。
緩いとか、古いとかは入居申し込み時に交換してもらえますかとお願いすれば大抵対応してくれます。
これで、入居中の心配は軽減されるのではないでしょうか。
また、通常規格の窓でしたら、自分で網戸の張り替えが可能ですが、特別な形状のものは業者にお願いする必要があります。※料金も結構かかります。
これは、窓が広いタイプや出窓なんかがそれにあたります。
通常かそうでないかは、まぁ分かると思いますが、分かりやすくいえば規制のカーテンサイズの窓かどうかが目安です。
また、キッチンや洗面などの水栓根元から水がしみ出してくることや、トイレのタップに劣化が出て、水がちょろちょろ出ているのも経年で処理できる部分です。
多くはパッキン交換で済むものが多く、お願いすればすぐに対応してくれます。