選ぶのは、家賃か?縁起か?事故物件を選ぶボーダーライン
少し前に事故物件の記事が出てましたね。
中にはこんな記事がある。
賃貸物件の家屋内で自殺や孤独死、殺人事件などが発生したため、「縁起が悪い」などとして敬遠されがちな「事故物件」をあえて指定して借りるケースが目立ってきている。経済的に余裕がない人たちが、安い家賃を求めて入居しているようだ。
(中略)
男性は部屋探しの際、知人の不動産仲介業者に「事故物件を探している」と依頼した。経済的な苦しさが理由だ。高校卒業後、飲食店やコールセンターなどでアルバイトや派遣社員で働いたが、バブル期には約400万円あった年収は、近年、200万円弱に。仲介業者から「事故物件は人気がある。早く押さえないと持って行かれる」とせかされ、すぐ契約を決めた。
苦肉の策として、選択肢の一つに事故物件があがるのは分かる。
でも、ある一部ではもう既に一つのジャンルではないかってくらいに感じる時がある。
しかし、選ぶ時には勇気!?背中を押されることがないと選ばないと思うんですよね。
好んで選ぶ好き者はいないだろうし、生活ややむなく選んだという場合でもそこに至るまでの重きを何に置くかが重要なんだろう。
お金→事故物件も有り→事故の種類は→自殺?事件?自然死?
なんて考えるのだろう。
気持ちの面でも絶対何も感じない人なんていないだろうし、過去そこで何があったのか?死に際?みたいなものに納得しないと借りられないと感じる。
※納得したらいいんかい!ってものでもないけど。
発言小町にも『事故物件に住んだら引きますか?』っていう書き込みがあった。
単身の場合と家族の場合とではまた問題なんだろうな。
実際、事故物件ってどうなのよって言われれば経験上何もないとしか言えない。(今までは)
でも、『病は気から』みたいに、マイナスのプラシーボ効果で気が滅入っちゃう人もいるだろうから、生活に困窮して住まいも定まらず、そんな時に自分の過去とか振り替えちゃって病気になったら心霊だと思っちゃうよね。どんどん負のスパイラルに入る…みたいな。
住まいに関する、セーフティネットでもあればいいんだろうけどね。期限付きでもね。
それこそ、UR賃貸が事故物件の客付け第一人者だよ。
「事故物件は家賃の半額」という業界の慣例があるが、定着させたのは全国に75万戸の賃貸住宅を持つ都市再生機構(UR)だ。「特別募集住宅」と銘打って入居後1〜2年間は家賃を半額とし、先着順で入居者を募る。他のUR物件と同じく礼金や更新手数料がいらないことも、住居確保に窮する人にとって魅力だ。
年収○○世帯とか世代とかの話よりも、『衣・食・住』足りてないと心は満足に働かないと私は思うよ。