一般賃貸よりもUR賃貸の方がオススメなのか
UR賃貸がお得だと誰が証明したんだ?
引越しの時期になるとネットで語られる「UR賃貸お得説」
果たしてその真実はどうなのか…
UR賃貸は一般賃貸よりも安く住める!条件が良い!!
「UR賃貸」や「特優賃」は一般の賃貸よりもいい条件のお部屋が安く借りられるというイメージがあると思います。
事実、借りられます。
ですが!
今や一般の賃貸も安く借りられるんですが…何か?
実際のところ、UR賃貸がお得だといえるのは東京や大阪ぐらいではないでしょうか。※東京だけかも知れない…
都心で仕事の経験がないので何ともだが、東京23区で優良物件を探すのは困難でしょう。単身のお部屋でも月額賃料が結構するのに、広さや設備など希望を言い出せばとても支払える金額ではなくなってくるもの分かる。
しかし、地方や地方都市ぐらいのところでは…いやいや東京以外では!!
UR賃貸と言えども空室はあるのです。
そもそも“UR賃貸”、“特優賃”とは
UR賃貸は「独立行政法人都市再生機構」が大家さんの公団住宅です。
敷金、礼金、仲介手数料、更新料が無料で保証人も必要ないケースもあります。
フリーレントも対応しているケースがあります。
特優賃は「特定優良賃貸住宅」といい、行政が大家さんに物件の建設費や家賃補助を行うことで、入居者の負担が軽減された物件です。公社が間に入って管理しているのとそうでないのがあります。
鉄筋コンクリート造のマンションが多く、広さ(㎡)の割に安く住むことができる。
相場より賃料が安い場合が多いかな。
オススメなところを箇条書きするよ(゜∀゜)
- 敷金・礼金・仲介手数料無料
- 更新料無料
- 保証人無し
- フリーレント可(家賃免責のこと)
- 退去時の精算が明確
- 賃料が相場より安い
- 広めなお部屋あり
- 家具・家電付きもあり
- 設備が充実(オートロックやTVモニターホン、追い炊き機能付き浴室等)
- リノベーションされているものが多い
デメリットはないかな?(゜∀゜)
- 築年数は古いものが多い
- 思ったより安い物件ばかりではない
- 中心部は別だが、意外と遠いところもあり、立地はまちまち
- 実は、契約内容も物件レベルも一般賃貸でも探せるレベルが多い
・・・
少なくとも、私個人の意見では、現在の賃貸住宅市場において「UR賃貸」も「特優賃」も魅力的ではありません。
もちろん、これらの仕組みができた当時は画期的ですごく魅力的な物件でしたが、現在の賃貸物件はものすごくいいものが出てます。
悲しいことですが、築5年くらいの浅い物件でもガクンと値下がりするエリアもあるので、賃料が高いとかも思わなくなるケースもあります。
ホントのところでは、賃貸マンションのレベルがあがってきてるのです。
また、築年数が古いものでもリノベーションが盛んに行われてますので、むしろ第2の人生を謳歌している物件もたくさんあります。
余ってますよ・・・UR賃貸。
ネットで検索すれば、でるわでるわ・・・
- 契約が3年と決まっているがその分、賃料が割安
- 抽選があるので、入居希望が殺到
- 年収で縛りがある
- 広くて好立地な場所は空きがないんです
確かに、契約が定借なので、割安でしょう。しかし、それは一般物件でも同じ。
※しかも、定借でも更新可能なら普通の契約と何ら変わりません。
抽選も最近は申し込みベースになってきています。
年収での縛りも、賃貸を借りるときに、自分の収入で無理のない範囲を決めると思いますので、どちらが縛るというもんでもないな。
こう見てみると、URかどうかに関わらず、優良な物件は人気なわけです。
都道府県数カ所ぐらいでは、余っている物件も普通にあります。
UR賃貸なのに敷金があるところ、更新料が必要なところ、間に管理会社が入って仲介料が必要なところ、家賃が割安といいながら、どこと比べて割安なのか分からないところ等々、オススメか?という物件が多いです。
結論!私の思うおすすめは(゜∀゜)
・UR賃貸は都心ならおすすめ。※探すのは時期、タイミング次第。
・セルフリノベーション(改装自由)賃貸がおすすめ。
・地方なら分譲賃貸もおすすめ。(管理人がいるタイプ)
家賃が抑えられて、退去時の話も詰めて契約に記載してもらえるなら、セルフリノベーション可能な賃貸がおすすめです(゜∀゜)