管理者Xの検針

その家を、愛そう。

そこにあるのに、存在していない物件

 

タイトルは謎かけではありません。※心霊でもありません。

実際にこういうことがあるのです。

 

皆さんは部屋探しや引っ越しの時にどのような手順で進めますか?

  • ネットで探す
  • 不動産会社に行く
  • 知人・友人に頼む
  • 現地で(探しているエリアで)周囲を回って好みの物件・空き物件を探す

等ではないでしょうか。

特に『ネットで探す』、『不動産会社へ行く』が大多数で現地で探すことなどは非効率的なだけでなく、もともとその地方に住んでいなければできない行動です。

 

この大多数のところがポイントです!

そもそも不動産会社はすべての物件を紹介してくれるわけではありません。

もっと言うと、正確にヒアリングをしてくれません。

賃貸の不動産会社には『仲介』と『管理』があります。

【仲介が多いエリア】

  1. 営業にとって報酬が多くなる物件がよく紹介される。
  2. 人気のエリア、初期費用の安い物件がよく紹介される。
  3. 融通の利く物件がよく紹介される。
  4. お客さんの希望にマッチした&近い物件が紹介される。

【管理が多いエリア】

  1. 管理物件が紹介される。
  2. 管理物件でお客さんの希望に近いものが紹介される。
  3. 営業にとって報酬が多くなる物件がよく紹介される。
  4. 営業がたまたま物件を知っていれば、紹介されることもある。

 

ネットに載っている物件は?

ネットに載っている物件も不動産業者が登録しています。

ということは、そもそも紹介される物件がネットに載っているということになるのです。

それは、「管理物件」であったり営業にとって「紹介しやすいもの」もしくは「報酬の多くなるもの」です。

 

タイトルにあるようなお部屋はまさしくその紹介からもれたお部屋なんです。

結構あると思いますよ…

ネットにも載せられず、営業にも紹介されず、現地に看板もついていない物件・・・

 

ブログも同じかも・・・

ネットの世界ではブログや一つ一つの記事もそうかもしれませんね。

誰にも見られなければないのと同じという点では。

グーグル先生の検索にヒットしそうな記事も書けるようになりたいもんですww

 

【 欄外 】

お部屋探しではネガティブ前面に出しましたが、管理に特化したところは管理戸数が多ければ多いほど紹介可能な物件が多いということと、仲介でも地場で長く営業されているところは知識も豊富です。

そういう意味では、『物件を探して不動産会社へ行く』というよりは、自分で得られる情報から『紹介能力の高い不動産会社を探す』ということに注力した方が良いかも知れません。