管理者Xの検針

その家を、愛そう。

たくさんの経験をすることは、以後のできることを増やす作業です

 

ふと以前のことを思い出したので懐かしく感じました。

 

業務を日々こなすことで一生懸命だった毎日、

知らないことを一つ一つ覚えていくことが楽しくて仕方がありませんでした。

コミュニケーション的な対話に楽しさを覚えるのはもう少し後のことです。

はじめは、今思えば簡単なことですが、作業的なことが楽しくて仕方ありませんでした。

 

もし、同じことを自分の家でしなければいけないとしたら、趣味でない限り「めんどくさいなぁ」と感じてしまうことです。

でも、仕事としてお金をもらうこととなると意識は違うようです。

 

鍵のシリンダー交換、水栓のパッキン交換、網戸の張替え、障子の張替え、

丁番の調整(キッチン上下の扉など)、ポンプ点検、共用部電球交換、

エアコンのドレンホース清掃、共用部清掃まで…

 

今でこそ他に頼めるときには頼みますが、若かりしころ何でもやれたおかげで、自分の引き出しが増えたと思っています。

電球切れのチェックなどはメインスイッチを切り替えることで昼間でも点灯させることができますが、仕事を終えて帰るときに巡回してチェックしてたりしたこともあったなぁと思い出しました。

 

中学生のころに研修みたいなことで、テントを張ったり、ベッドメーキングをやったりとしたことがありました。

すぐに役に立つということではないですが、

「やったことがある」

という実績が大切なんだと思います。

 

不慣れでも、へたくそでも繰り返しやることで上手になるし、

「そういえば、やったことあるなぁ」

っていうことは、意外と取り組むときの障壁を低くしてくれるように思います。

 

やっぱり、やったことがないゼロの状態から一歩進めるのはなかなか簡単ではないと思うんです。

 

パッキン交換なんて配管など普段お仕事されている人には超簡単なことですが、

当時の私には教わりながらでも自分でできたときは超嬉しかったですね。

どんなことでもできないこと(やったことがないもの)ができたときは嬉しいですね。

 

ゲームでスキルを増やすみたいなもんです。

このスキルとったけど、使うことないって…みたいなのが、意外と役に立つかも。

 

ちなみに私はテントスキルとカマドスキルを持ってますので、合成スキルで『キャンプ』ができます。

この夏、一度だけ『キャンプ』使いました。