管理者Xの検針

その家を、愛そう。

生活音はある程度するものとして理解しておく

生活音に関するトラブルは結構あります。

 

私は音に敏感ではないので、住まいに関することで築年数や構造などが部屋決めの

優先順位が高いわけではありませんが、音の響きや夜中の騒音に関する問題など、

世の中にはごまんとある話です。

 

ここで、ぜひ知っておいてほしいことは鉄筋コンクリート造りだろうと、

分譲マンションだろうと賃貸で借りるお部屋は大なり小なり音はする

ということです。

 

新築なのに隣から音がするとか、高い家賃を払って分譲賃貸にしたのに

上の階がうるさいというのは少し間違っています。

 

まず、以下のような音はどの物件もすると思ってください。

 ・リビングなどのカーテンを開け閉めする音

 ・水が流れる音(配管の中を流れているような)

 ・室内扉を開け閉めする音または引き戸の音(注1)

 ・玄関扉の開け閉めする音(注2)

 ・共用階段を上り下りする音(注3)

 

注がついてあるものは一部限定的なところがあります。

 注1については、分譲賃貸や鉄筋コンクリート造の物件ではあまりありませんし、

 注2については、古い賃貸の鉄扉なんかでは丁番を調節しても問題は解消しない

 かもしれません。

 注3については、古い賃貸で玄関側に共用階段があるマンションや、階段側の

 角部屋とかは気になるかも知れませんね。

 ※特にハイヒールは響きますね。

 

この必ずする生活音を敏感にとらえる人と、本当に害としての騒音をきちんと

理解して判断することが必要です。

 

マンションは共同住宅です。

夜間の過ごし方や、小さいお子様のおられる家庭での室内の過ごし方など、少しの

心配りで解決できることがほとんどです。

 

私が経験した悪質なケースではこんなことがありました。

 

ケース1

 『夜中に電動ドリルを使って、振動を与える男』

自分の真下の部屋の住人と口論になり、嫌がらせの為、夜中にインパクトやドリルを

フローリングにあてて響かせていました。

 

ケース2

 『浴室の換気口に騒音を響かせ、不特定多数に嫌がらせをする男』

分譲マンションの総会時に発言したことをみんなに否定され、自分の意見を主張する

ために、何か間違った方向へ向かってしまいました。

 

ケース3

 『文句を言いたい人には言えず、周りに発散してしまう女』

上の階がうるさくて文句を言いたいのに、大柄の男性で恐いので関係のない部屋に

うるさいと文句をいい、犯人捜しを手伝わせ、周りからその男に注意してもらいたい

と考えていたらしい。

 ※大柄の男は通常の暮らしぶりであり、女性があまりにもアピールするので、

  自分がクレーマーになってしまいました。

 

生活音は物件そのものの遮音性が低く響く場合と、コンクリートを伝わって響く音

などさまざまです。

また、上の階の音がそのまま下に響いているのではなく、斜め上の部屋だったり

することもあります。

 

まあ、たくさん書きましたが一番はマナーを守るということと、自分で直接対応

しないということです。