管理者Xの検針

その家を、愛そう。

お湯を使っていないのにガスメーターが回っていることがあります。

地域によってガス代などの光熱費の料金って違いますよね。

地域によっては電気代が高く、ガス代が安いエリアや反対に

電気代が安く、ガス代が高いエリアがありますよね。

 

ガス代に関しては、都市ガス、プロパンでも料金が違います。

地方ではプロパンが高い所が多いように思います。

※プロパンについては地域や販売店によって開きがあります。

 

以前、こんなことがありました。

 

物件:築2年のコーポタイプ

広さ:1LDK

居住人数:2名(※カップル)

ガスタイプ:プロパン

居住時期:冬季

 

1ヶ月の光熱費が高いんです・・・と

 お話を聞いてみると、ガス代が高い様子。

・2~3ヶ月、自分たちでは節約しているが、光熱費が思ったほど安くならない。

・シャワーなどは2名で出しっぱなしにしていない。お湯も2度溜めなどしていない。

 

電気・水道に関しては、想定内とのこと。

 

水が出てるのに、ガスメーターが回っています。

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※この写真は洗面台のシングルレバーです。

 

キッチンや洗面に多く採用されている水栓です。

 このタイプは左右どちらかに回したレバーを上げることで水・お湯が出ます。

私もよくやるのですが、問題はこの状態(レバーが中心位置)でレバーを

上げて、水を出すことがあるということ。

そして、この中心位置でもガスメーターが回っていることがあるということです。

水しか出ていないのに!

 上記の方も少なからず、これに当てはまっていました。

※お客様了解のもと、ガスメーターの回転を確認しました。

※ガス検針票の使用㎥による、料金の加算も二人の想定外でした。

 

まれに勝手の違うシングルレバーがあります。

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※この形状がすべてそうだというものではありません。

 

水を出すときに、いつもはレバーを上げるのに、

レバーを下げることで、水を出す水栓があります。

 

現在の水栓はレバーを上げた時に水が出るように統一されているようです。

これは阪神大震災以降にこのような形になったようです。

阪神大震災以前にはレバーの上げるタイプ、下げるタイプ

 どちらも採用されていたようです。

 ※どちらかと言えば、下げて水が出る方が主流だったようです。

・震災時に上から物が落ちた際、レバーを下げ、水が出っぱなしになることが

 多かったためのようです。

 

たかがレバーですが、意外と意識しないものです。